丸山茂樹、プレジデンツカップ副主将選出に「名誉なこと」

2012年10月03日20時22分

プレジデンツカップの副主将に選出されるのは大きな名誉だ（撮影：岩本芳弘）

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＜キヤノンオープン　事前情報◇3日◇戸塚カントリー倶楽部(7,191ヤード・パー72)＞

　国内男子ツアー「キヤノンオープン」開幕前に日本ゴルフ界に大きなニュースが駆け巡った。丸山茂樹が、2013年にミュアフィールドビレッジGCで開催される、世界選抜対米国選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」の副主将に選出されたのだ。

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　丸山のもとに主将のニック・プライス(ジンバブエ)から連絡が入ったのが9月上旬。第一報が入った時には「俺で良いの？と。現状を見ると真っ白で、何やってきたんだって感じ」と自身のゴルフが思うようにいっていない現状から即答はできなかった。それでも、周囲から“こうやって今までやってきたことが認められたんだから受けるべき”と言う後押しを受け決断。「名誉なことだし、アジア人としては初ということだし。僕自身もそういう部分で活躍できれば。そういう年にもなってきたので」と自らに与えられた役割を見据えた。

　主将のプライスとは米ツアーで戦っているときから「特別面倒を見てもらった」。「グレッグ・ノーマンのゴルフ場で練習できたのもニックが間に入ってくれたおかげ。練習ラウンドもよくやってくれたし」と気心の知れた仲だ。「1月、2月、3月は向こう(米国)に行っているので、連絡をとれたら。意見はしっかりと伝えたい」。自身が上位に入らなくなってからは世界ランキングをチェックすることも忘れていたが、今度は世界選抜に入る選手を探すためにチェックをしなければならない。“世界のマル”が新たなやりがいと共に動き出した。